住宅ローン減税①背景
住宅購入にあたっては国や自治体から各種補助制度があります。
各制度では窓口が違います。
今回は国が実施している住宅ローン減税(控除)のご説明します!!
まず、なぜ住宅ローン減税があるのかというと
マイホームは一生に一度の大きな買い物ですが、その建物には消費税がかかります。
※土地は非課税(消費税はかかりません)
消費増税(8%→10%のように)が実施されると、駆け込み需要と行った現象が起こります。
消費増税後は特に金額が大きい住宅購入は正直遠慮されてしまいます。
そこで国は、消費増税しても今までと同じように一般の方に住宅購入をしてもらえるように
バックアップ(援助)しているのが、住宅ローン減税という制度になります。
※余談ですが、なぜ国が住宅購入を援助するのかというと
住宅を建築、購入すると沢山の人・物が動きます。
例)住宅を建築する職人さん、材料
金融機関(銀行)、司法書士、土地家屋調査士、各種検査機関
新居に引っ越した後も、家電や家具、エアコンや外構の小物 等
つまり住宅を購入すると世の中の経済も回るという事です。
なので国も年間でどれだけ新築が建築されたか、着工したかの統計をとって経済指標の1つにしております。
矛盾しているようですが、簡単にいうと
「消費税はあがるけど、免税は出来ないので住宅購入に関しては減税という形をとります!!」
次回は、その中身について説明させて頂きます!